横井 弘海
ハートtoハート主催の市民公開講座で患者さん、ドナーのご家族、医療関係者の方々のさまざまなお話を伺うようになって、正直、初めて臓器移植について考えるようになりました。「臓器移植」という言葉の響きすら何か重大すぎて、それまで目をそらしていたのかもしれません。しかし、決して他人事ではありません。臓器移植について正しく理解することは、大切な命をひとりひとりがどう生きるかを考えることでもあると感じます。『助かる命を助けられる国に』というスローガンを見て、「えっ、日本はそうではないの？」と思われた方、ぜひ一度、市民公開講座に足をお運びください。