追悼 NOSS 西川右近理事長
日本舞踊西川流総師、西川右近先生が令和2年12月12日に逝去されました。
西川先生との出会いは、約25年ほど前私がまだドイツに住んでいた頃でした。日本に一時帰国した際ご縁があり心臓手術を担当させていただきました。 通常術後の回復には時間を要す方も多い中、その数か月後に西川先生とお会いした際には、とてもお元気でパワーみなぎるお姿に驚いた記憶があります。 その際西川先生へ秘訣をお聞きすると、「NOSS」という踊りをスポーツにした取り組みをされていると聞き大変納得致しました。
西川先生のNOSSへの思い、活動に共感し私もそれからNOSSの活動へ微力ながらご一緒させていただいておりました。
また私たちが力を入れています、臓器移植啓発の為のNPO法人ハートtoハート・ジャパンへもご関心をお寄せいただき、長きにわたり温かいご支援を頂きましたこと厚く感謝申し上げます。
西川先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
南 和友
右近理事長からのラストメッセージ~2020年10月30日収録インタビューより~
【「NOSS」命名の由来】
「NOSS」というのを、なぜ命名しかたというと、「にほんのおどりをスポーツ化して科学で調べよう」と。それを英語でやったら「にほん・おどり・スポーツ・サイエンス」になったということですね。私、日本舞踏を表すのに横文字は使いたくなかったんですよ。だから、「にほん・おどり」なんです。
NOSSと言う名前はなんだろうか、とはよく言われます。「にほん・おどり・スポーツ・サイエンスの略語です。」というと、「あぁ、そうか」と。でも、簡単に呼びたいですからね。これから「『にほん・おどり・スポーツ・サイエンス』を始めます~」とはいえないですならね(笑顔)。
「NOSSをやりましょう」と、覚えやすい言葉ということで、「にほん・スポーツ・おどり・サイエンス、NOSS」と付けました。
ただ、ここは僕は少しこだわりがあって「にほんのおどり」ということね。それをちょっと頭につけたかったのと、「日本で出来たんですよ」ということを言いたかったんですよね。
引用:「NOSS師範会通信(追悼号)より